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2024.07
前回の記事ではLily58 pro の購入品のレビューを行いました。今回は制作の流れについてレビューしていきます。
良かったら参考にしてみてください。
組み立て方法は、基本的には全てビルドガイドに沿って行っていきます。
まずは基盤(PCB)の表面にマスキングテープを貼ります。
Lily58 Proは、左右対称かつ裏表がパッと見では分かりづらいため、マスキングテープを貼って分かりやすくしておきます。
ダイオードをはんだ付けするにあたって、付ける箇所に事前に予備はんだを行います。
ダイオードが入っているケースから取り出し、ピンセットを使ってちまちま整列させていきます。先に整列させておくことでハンダ付け作業が楽になります。
ダイオードはかなり小さいため、紛失しないように気を付けましょう!
※一つ床に落としてしまい探すの大変でした。
ダイオードの整列が終わったら、予備はんだに熱を与えながらダイオードを配置していきます。
予備はんだで片側を一時固定し、もう片方をはんだ付けする流れで固定していきます。
この作業を58カ所に行います(笑)
根気が必要ですが慣れてくれば楽しくなって来るので頑張りましょう。
ダイオードをはんだ付けした箇所にソケットをはんだ付けしていきます。
全部はんだ付け出来たらこんな感じです。
コンスルー(トゲトゲの部品)を基盤にセットし、その上からProMicroを重ねてセットします。
コンスルーとProMicroをはんだ付けします。
左右を繋ぐTRRSケーブルを接続するためのジャックを取り付けます。
TRRSケーブルをつけるとこんな感じ。
リセットボタンもつけましょう。
TRRSケーブルが繋がった=左右で合計58カ所のソケットが繋がった、ということになります。
ですが、見た目だけでは通電しているかどうかは分からないので、実際にPCと接続して通電確認を行っていきます。
通電確認にあたって、「Remap」というサイトでProMicroのフォームウェア書き込みを行う必要があります。(フォームウェア書き込みの詳細はこちらをご確認ください。)
フォームウェア書き込みが完了したら、通電確認を行います。
Remap上で「Test Matrix mode」→要するにテストモードを開き、ダイオード&ソケットをはんだ付けした箇所にピンセットなどの導通するものを当ててショートさせることで、通電を確認出来ます。
ピンセットを当てた際、通電できている場合はRemapの画面上の任意のキーが青色に光ります。
全てのキーが青く光るまで通電確認を行いましょう。
僕は一回目の通電確認時点では、はんだ付けが甘かったのか約10カ所ほど通電出来ていませんでした。。。
出来ていない箇所をもう一周確認&はんだ付けし通電を確認していきました。
前回の記事でも記載した通り、静音性がかなり高いキースイッチを取り付けていきます。
スイッチの取り付けは差し込むだけなので簡単です。
最後になりましたが、いよいよキーキャップを取り付けていきます。
キースイッチ同様、はめこむだけなので簡単です。
完成しました!めっちゃかっこいい!
朝10時から始めて、終わったのは夜20時でした、、、10時間もかかってしまいましたがかなり満足いく仕上がりになりました。
制作編は以上です。
次回の記事では使用感などをお伝えしていきますので、お楽しみに!