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【超便利】Remapのレイヤー切り替え設定案

2024.07

前回の記事では、左右分割キーボード「Lily58 pro」のRemapでのキーマップについてレビューしました。
今回は、現状特に気に入っているレイヤー切り替え案について詳しくレビューしていきます。
良かったら参考にしてみてください!

基本となるRemapのキーマップ設定について

はじめに、私が現在設定しているキーマップについてです。
私はキーマップのレイヤーを0層目、1層目、2層目、合計3層のレイヤー構造で設定しています。
レイヤー切り替えボタン(長押し)は、親指で押せる位置に左右対称で一つずつ配置しており、左側で1層目のレイヤーを有効に、右側で2層目のレイヤーを有効になるように設定しています。

ちなみに、Lily58 Proではレイヤーを最大で4層まで設定できますが、現状は4層目を使用する必要がないため、私は設定していません。使いたいキーやマクロが増えた場合に検討しようと思っています。

次に、0層目、1層目、2層目でそれぞれ設定しているキーマップについて、順番に解説していきます。

0層目のキーマップ設定について

ベースとなる0層目はこんな感じです。

0層目のキーマップ基本配置

アルファベットキー、半角全角切り替えキー(一番左上)、backspaceキー(一番右上)、CtrlキーやShiftキー(左下付近)など、メインとなるキーの配置は一般的なキーボードの配置とほとんど同じにすることで左右分割キーボードへの移行のハードルを低くしました。
急遽一般的なノートPCを操作することもあるかと思うので、アルファベットキーなどは一般的な配置に合わせておくと無難です。

一般的なキーボードの配置と変更した点

0層目はほとんど一般的なキーボードの配置と相違ありませんが、スペースキー(変換)とエンターキーを親指で押せる位置に左右対称で一つずつ配置している点は特徴として挙げられます。

Lily58 Proの形状的に、この位置のキーのサイズは通常のキーサイズよりも1.5倍ほど大きいサイズのキーを配置することが出来ます。そのため、通常のキーボードでかなり大きい面積を要するスペースキーとエンターキーに適した配置といえます。
スペースキーはともかく、エンターキーを親指で押すのって使いづらいのでは?と当初思っていましたが、使ってみるとこれが最高に使いやすいのでおすすめです。

1層目のキーマップ設定について

1層目のキーマップ設定はこんな感じです。

1層目のキーマップ基本配置

1層目のキーマップの最大の特徴はキーボード左側にテンキーが出現する点です。
0層目の「F」の位置に、テンキーの中心となる「5」を設定することで、ホームポジションを崩さずに瞬時に数字入力に切り替えることが出来ます。

また、0層目で半角全角切り替えキーとして設定していた一番左上のキーは、1層目ではEscキーに切り替えています。

使用頻度の多いキー「スクリーンショット」|1層目キーマップ

1層目に設定した中で特に使用頻度の高いキーとしてスクリーンショットキーがあります。
このキーは独自のマクロを組んでおり、Windowsでスクリーンショットのトリガーとなる「Win + Shift + S」を1つのボタン内に集約しています。そのため、左側のレイヤー切り替えキーを押しながら、1層目の時にマクロを発火させる「S」を押すことで、スクリーンショットができるという仕組みになっています。
私は普段からスクリーンショットを多用するため、ホームポジション内でスクリーンショットを完結したいがためにこの位置にマクロを組みましたが、とてつもなく便利なのでおすすめ度は高いです。

設定画面のキャプチャを載せておきますので、Remap上でスクリーンショットのマクロを組む際に参考にしてみてください!
※Windowsユーザーのみになります…!

2層目のキーマップ設定について

最後、2層目のキーマップ設定はこんな感じです。

2層目のキーマップ基本配置

2層目キーマップの最大の特徴はキーボード右側に矢印キーが出現する点です。
0層目の「J」の位置に、矢印キーの「←」を設定せることで、ホームポジションを崩さずに瞬時に矢印入力に切り替えることが出来ます。

使用頻度の多いキー「Delete」|2層目キーマップ

2層目に設定した中で特に使用頻度が高いキーはDeleteキーです。
Deleteキーは、0層目でBackSpaceキーとして設定していたキーに割り当てており、テキスト削除系を一番右上に集約している構成になっています。
半角全角切り替えキー/Escキーと共通して言えることですが、一般的なキーボードの配置で近接しているキーは、Remapのレイヤー切り替え機能を利用して一つのキーに集約することがおすすめです。

おわりに

いかがだったでしょうか?

キーマップの可能性は無限です。
自分だけのオリジナルキーマップを作ってみたい方は、ぜひRemapを試してみてください!

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